-2021年11月19日十勝毎日新聞紙面より-
【池田】町民有志でつくる子ども食堂「いけだ食堂 みんなのキッチン」（実行委員会主催）が１３日、町利別西町の「寿楽の息子 利別店」で開かれ、同店自慢の豚丼４０食に菓子などを付けて配った。
子ども食堂は月に１回、パンや菓子などを無料で配布している。今回は町内の「ハッピネスデーリィ」の嶋木正一社長の善意により、地元の味を子どもたちに楽しんでもらおうと豚丼の提供が行われた。
この日は午前１０時の開始前から子どもと保護者らが列をつくり、開始１０分ほどで配り終えた。町内の須崎千夏さん（３７）は「地域の味を提供してもらえるのはうれしい」と話し、同行した長女（９）＝池田小４年＝と次女（７）＝同１年＝も「豚丼は好き」と笑顔を見せていた。
実行委の藤原恵子代表（７０）は「子どもたちが地元の味を知る良い機会になった。嶋木さんに協力をいただけたことに感謝し、今後も地域の方との連携を強めていきたい」と話した。（水上由美通信員） |
