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うらほろ亭が閉店 名物「スパカツ」親しまれ34年 1月末で
登録日時:2019/01/19 14:29
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豚丼ニュース
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-2019年1月19日十勝毎日新聞紙面より-
【浦幌】国道38号沿いのうらほろ森林公園入り口にある「レストランうらほろ亭」(北町、稲垣和幸社長)が今月末で閉店する。「うら亭」の愛称で親しまれ、さまざまなメニューで大勢の町民や観光客らの胃袋を満たしてきた老舗レストランが約34年の歴史に幕を下ろす。
同レストランは1985年9月にオープン。町民はもとより国道を走行するドライバーやライダーもドライブイン感覚で立ち寄るなどして繁盛した。店内には、歌手の山本リンダさんや小柳ルミ子さんら多くの芸能人のサイン入り色紙も飾られているなど、幅広い層のファンに親しまれてきた。
和食、めん類、洋食と幅広いメニューを提供。人気メニューは、手作りミートソーススパゲティーとボリューム満点のカツレツの愛称が抜群の「スパゲティカツレツ(通称スパカツ)」。ほかにも、熱々の鉄鍋で運ばれてくる新鮮なエビ、カニ、ホタテが入った「道産子ラーメン」、「豚丼」や「うな重」もある。
そんな「うら亭」だが、社長や店長の高齢化などを理由に、今後は姉妹店の「レストラン大和(だいわ)」(幸町、稲垣和幸社長)の経営に専念する。「うら亭」で開店時から店長を務める佐藤貢さん(65)は「これまでを振り返れば短かった。寂しい気持ちもある」と話す。稲垣社長(67)は「長い間続けられたのは町民とスタッフのおかげ。残り短い期間だが、精いっぱいおいしいものを提供したい」と支えてくれたファンらに応えるつもりだ。
31日まで営業する。営業時間は午前10時~午後8時半(オーダーストップは午後8時、火曜日は午後2時まで)。問い合わせは同店(015・576・3740)へ。(円子紳一通信員)
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