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2月10日「豚丼の日」 じわり定着
登録日時:2018/02/09 13:21 [ 豚丼ニュース ]
-2018年2月9日十勝毎日新聞紙面より-

◇スーパーや飲食店にポスター
 2月10日は「豚丼の日」。十勝管内では周知のためのポスターを張るスーパーや飲食店が定着するなど、記念日の認知度はじわりと浸透している。飲食店では豚丼を題材にしたデザートが復活するなど、多様な切り口で十勝発祥の食を盛り上げている。

 豚丼の日は「2(ぶた)・10(どん)」の語呂合わせ。豚丼のたれなどを販売する食品メーカーの「ソラチ」(本社工場・芦別市)が日本記念日協会に登録申請し、2010年に認定された。

 「豚丼の日ポスター」はソラチが制作し、管内スーパーなどに今年も100枚以上配布した。「十勝豚丼をおいしく味わって、楽しむ日」などの文章と写真で魅力を発信している。

 同社帯広営業所の辻野弘樹所長代理は豚丼の日について、知名度はまだまだとしながらも「豚丼文化が続くよう子どもの頃から親しんでほしい」と願い、普及に力を入れる。2~4日の「おびひろ氷まつり」会場でもブースを出展し、PRした。豚丼の日の効果かどうかは不明だが、同社の豚丼のたれの売り上げは年々伸びているという。

◇ひき肉入りアイス
 デザートに形を変えた豚丼もある。帯広市内の飲食店「小麦の木」(紺野浩樹店長)で提供するのは「豚丼アイス」(420円)。米のどん菓子入りの十勝産牛乳アイスに、豚ひき肉が入った豚丼味しょうゆアイスを載せた。

 「ネーミングで敬遠する人や、戸惑いながら食べる人は多い」と苦笑する紺野店長。だが、味のつなぎに十勝ブランデーを使った商品は、意外にも甘さとしょっぱさのバランスが絶妙で、リピーターもいるという。豚肉は存在感ある大きさで、かすかに豚丼らしさを感じさせる。

 豚丼アイスは、同店が帯広競馬場内の「とかちむら」で営業していた4年ほど前に誕生。紺野店長は「ばんえい競馬と同じように、世界でここにしかない物を作り、観光客に十勝を感じてほしかった」と開発理由を話す。多い日で1日10個売り上げることもあった。2016年11月のとかちむら店舗閉鎖に伴いメニューから消えたが、豚丼の日を前にした今月4日、2年ぶりに復活させた。

 同店には、麺の上にチャーシュー用の肉を載せた汁なしの「豚丼ラーメン」(1080円)もある。
(池谷智仁)

味の龍月

自然派ラーメン めん吉木野店

炭焼豚どんのぶた八

お食事 ほろよい食堂

藪(やぶ)そば かし和家

お食事の店 丸美

味の八幸

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