-2017年7月25日十勝毎日新聞紙面より-
行列ができる人気店「ぶた丼・とん田」が、帯広市東10南17に建設を進めていた新店舗が完成し、8月1日にオープンする。移転準備のため、26日から休業。新店舗を記念して、賄い料理の「オニオンのせ」をメニューに加えるほか、オープン日から3日間は定番の豚丼3種を各100円引きで提供する。
新店舗は弥生通沿いで、木造平屋床面積106平方メートル、従来の店舗のイメージを変えず、席数など広さを倍にした。運営する吉祥の小野寺洋一社長は「行列を少しでも緩和し、地元の人にもっと食べてもらいたいという前社長(武田良美さん)の思いから決断した」と話す。
「オニオンのせ」は8年ほど前からスタッフの賄い料理として出してきた。バラ肉とご飯の間にスライスした生タマネギを挟み込んだ。「さっぱりし、肉とご飯の温かさでいい感じになる」と小野寺社長。1人前820円。
開店から3日間は十勝産豚肉のバラとロース、ヒレの3種を、2003年の創業当時の価格(680円)で提供する。小野寺社長は「保健所などの検査の進行によってはオープン日が変わる可能性もある」とし、「味と雰囲気は変えず、満足してもらえる店にしたい」と話している。
営業時間は午前11時~午後6時(なくなり次第終了)。日曜定休、8月13日は開店。電話0155・24・4358。(佐藤いづみ) |