- 2016年5月2日十勝毎日新聞紙面より -
【東京】東武百貨店池袋店の北海道物産展「初夏の大北海道展」が5日まで開かれ、十勝のナチュラルチーズや豚丼、十勝和牛の弁当などを扱う出展者が実演販売している。
同展は年3回開催し、首都圏の北海道物産展で最も人気がある。今回は4月21日に始まり、道内各地から約80店が参加した。
十勝産ナチュラルチーズを販売する十勝品質事業協同組合(帯広市)のブース「TOKACHI PRIDE」では管内6工房で生産する「十勝ラクレット」を客の前で溶かし、パンに載せて提供。豚丼弁当を販売する掛村(同)は、その場で豚肉を焼き、来場者の注目を集めた。
弁当販売の豊平館厨房(札幌)は、十勝和牛振興協議会ののぼりを掲げて出展し「十勝和牛モモステーキ弁当」「豪快十勝和牛ロースと道産牛ヒレステーキ弁当」などを実演販売した。十勝和牛の弁当を買った都内の高校生、木村文美さん(17)は「以前買って食べたらおいしかったので、また買いに来た」と話し、行列に並んでいた。(関坂典生) |