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食材の原料高、管内の豚丼や菓子店から悲鳴
登録日時:2014/07/18 14:14 [ 豚丼ニュース ]
- 2014年7月18日十勝毎日新聞紙面より -

 豚肉、バター、チョコレート…。十勝の食を代表する豚丼やスイーツなどに使われる食材の値上がりが続き、管内の豚丼店や菓子店からは悲鳴が上がる。大手加工品メーカーは7月から順次、原料価格の上昇分を小売価格に反映させる。今後、消費者のふところへの影響が強まりそうだ。

「道産の味 守れない」
 豚肉は、豚流行性下痢流行のため供給量が減り、6月の国産卸値は前年同期に比べ3割以上高騰、28年ぶりの高値に。豚肉が原価の大部分を占める豚丼店にとっては死活問題だ。

 豚丼とん田(帯広市東6南16)の小野寺洋一店長は「豚肉の仕入れ値上昇で利益が出ない状況。消費増税に合わせて価格を改定したばかりなので、再び値上げするわけにもいかない。価格が落ち着くのを待つしかないが、長期間続くようだと厳しい」と頭を抱える。

 はなとかち(大通南12)の前田弘樹社長も「値上がりのペースが普通じゃない。(今後の価格設定が)いくらならば赤字にならないのか見当が付かない。安い輸入物に変えたら、道産の味は維持できない」と途方に暮れる。

 豚肉の上昇を受け食品加工メーカーは9月にかけ、ハムの小売価格を引き上げる。スーパーにとって、増税後ようやく回復しつつある売り上げの足かせになりかねない。

 コープさっぽろ帯広地区本部の星智昭本部長は「ハムやウインナーソーセージは弁当の必需品として需要が高いため、値上げで消費者の買い控えも懸念される」と受け止める。「プライベートブランド(PB)商品の価格を据え置いて内容量を減らすなど対策が必要になる」とする。

 いちまるでも「ハムは売り上げの構成比が高い商品。値上げのイメージがついた商品については、(PBの)トップバリュ商品の売り込みに力を入れていきたい」(宮越隆弘営業本部販売企画部長)とする。

 スイーツも原材料価格の高騰に直面。洋菓子に欠かせないバターやチーズは、飼料高騰に伴う生乳生産コスト上昇で大手メーカーが7、8月に値上げすると相次いで発表した。カカオ豆も新興国の需要増で高騰し、チョコレートが値上がりする見通しだ。

 十勝菓子工業組合十勝支部・帯広洋菓子協会の鈴木武則事務局長は「もともと十勝は菓子の価格が安く、お客さんが慣れ親しんでいる中で、増税分すら価格に転嫁し切れていない店が多い。原料価格上昇を企業努力で吸収しているのが現状だが、いずれ各店で対策を考えなければならないだろう」とみる。市内のある洋菓子店は「販売価格を上げられないため、サイズを小さくなどするしかない」としている。(丹羽恭太、澤村真理子)

レストラン 郷里ちゅうるい

豚丼のぶたはげ帯広本店

とんかつの店 とんげん

ふじや食堂

ファミリーとんかつの店 あかずきん

居酒屋 寿楽の息子

お食事処・居酒屋 すわ

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