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観光誘客へ「体験型豚丼」  帯広物産協会
登録日時:2014/04/16 16:56 [ 豚丼ニュース ]
- 2014年4月16日十勝毎日新聞紙面より -

日高山脈眺めながら焼いて載せて カウベルハウスで提供 
 帯広物産協会(有塚利宣会長)は今年度、観光誘客に力を入れる。宿泊施設やレストランを完備する直営の帯広市畜産研修センター(カウベルハウス、八千代町西4線)で自ら豚丼を作る「体験型豚丼」メニューを用意。十勝の誇る大自然に囲まれた立地を生かした十勝らしいコンテンツとしてアピールし、観光客を呼び込む。

 今月11日、同センターに物産協会や帯広観光コンベンション協会(帯観)の職員ら10人ほどが集まった。一行は十勝晴れの下、豚肉と当日の朝収穫したばかりのアスパラガスを、施設前の広場のバーベキューコンロで豪快に調理。ご飯を盛った丼に豚肉やアスパラなどをトッピングし、十勝の味を堪能した。参加者からは「バーベキューと豚丼の組み合わせが新鮮」「十勝の良さを知ってもらえる」などの声が挙がった。

 物産協会が提案する「体験型豚丼」は、観光客をメーンターゲットに考案。十勝のバーベキュー(焼き肉)文化と名物の豚丼を、同センターから眺める日高山脈など雄大な自然とともに提供することで、他の観光地とは一線を画す「十勝らしさ」を追求した商品として楽しんでもらう。

 メニューはやまさミート(帯広市、佐々木由博社長)の黒豚を楽しめる「十勝黒豚丼コース」(1500円)と、五日市(同、五日市修社長)のブランド豚を使う「十勝かみこみ豚丼コース」(1300円)を用意。150グラムの肉に加え、ご飯は食べ放題で、ソフトクリームかコーヒーが付く。3日前までの予約が必要で、20人まで対応。オプションで旬の十勝産野菜も注文できるほか、バーベキューセットとの併用もできる。

 十勝では漫画「銀の匙(さじ) Silver Spoon」の人気を観光誘客に結び付ける動きが活発化。農業体験やチーズ、ピザ作りといった体験型観光(グリーンツーリズム)が増えつつある。帯観の赤江剛事務局次長は「『銀の匙』の世界を体験できるメニューとして、エージェントなどに積極的に情報発信していきたい」とする。

 宿泊施設は一般・高校生が1泊2100円と手軽に泊まれることもあり、観光拠点としての利用もある。

 久保田聡マネジャーは「格安料金で泊まれ、一面の星空や自然など、都会にはない魅力を体感できる。新たな体験型メニューの豚丼とともに、十勝らしさを全面に売り込みたい」と話している。(土屋航)

自然派ラーメン めん吉西帯広店

十勝豚肉工房 ゆうたく

ぶたいち 帯広総本店

ぶたどん処 ぶた屋

帯広名物 ぶた丼のとん田

おいしんぼレストラン あしょろ庵

おびひろ えび天 

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