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函館で豚丼広めたい 朝市で専門店オープンへ |
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登録日時:2009/04/13 14:28 [ 豚丼ニュース ] |
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2009年4月13日掲載十勝毎日新聞紙面より 帯広市内で古着屋「マグネティックモンスター」を経営する松村幸司朗さん(38)が、函館朝市(函館市若松町)で豚丼専門店「ポルコ」を出店する。今月下旬の開店に向け、準備が大詰めを迎えている。松村さんは「十勝の豚丼に泥を塗ってはいけない。十勝代表の気持ちで頑張りたい」と決意をにじませている。
松村さんは帯広市出身。帯広緑陽高時代から自分の店を持つのが夢で、30歳までに出店することを目標としていた。札幌市内の専門学校を卒業後、「店を持つ前にいろいろな経験を」と、ホテル勤務やワーキングホリデーを利用したオーストラリア生活、古着屋店員などを経て、2002年に函館市内に古着屋「マグネティックモンスター」を開店。催事派遣業者に登録し、全道各地を転々として古着を売っていたところ、函館のデパートで常設出店を依頼されたのがきっかけだった。
出店当時は1年の大半を函館で過ごした。無性に豚丼が食べたくなったが、「函館の店で食べる豚丼は帯広の味ではなかった」。出店を決意した一番の理由は「自分が函館で豚丼を食べたかったから」。ふるさとの自慢の味を多くの人に知ってもらいたいとの思いも強かった。
昨年末、闘病生活を送っていた母のひろみさんが他界した。入退院を繰り返しながら、最期まで自身が経営する小料理屋で働いていた母の姿も新たな分野の挑戦へ背中を押してくれた。料理は飲食店でのバイト経験がある程度だが、「豚丼は昔から自分で作って食べているし、38年間帯広の豚丼を食べ続けてきた自分の味覚を信じている」と自信をのぞかせる。
1日の平均来客数が4000−5000人に上る朝市には、「あらゆる肉を食べて見つけ出した、十勝でしか手に入らない肉」と、ひろみさんからアドバイスを受けたオリジナルのタレで挑む。観光客ばかりでなく、朝市で働く人々ら函館市民にも広めていきたいと思っている。古着屋は函館店は近く知人に経営を譲る方針だが、帯広店は続けていく。
店名の「ポルコ」はイタリア語などで「豚」を意味する。豚丼はタレと塩の2種類を提供。「将来的には帯広にも出店して勝負したい」と本場・帯広での挑戦も視野に入れている。 (澤村真理子) |
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