節目記念し「豚丼」煎餅販売 ドライブインいとう創業50周年
登録日時:2025/04/13 14:22 [ 豚丼ニュース ]
-2025年4月13日十勝毎日新聞紙面より-
【清水】清水町内の豚丼有名店「ドライブインいとう」を運営する丸三伊藤商店(伊藤友理社長、熊牛90)は、今年で創業50周年を迎えるのを記念し、25日から「豚丼名人煎餅」の販売を始める。同店で50年伝わる秘伝の豚丼のタレが煎餅でも楽しめる。
煎餅の味は、豚丼のタレ(864円)、ショウガ(同)、サンショウ(964円)の3種。
このうち、豚丼のタレ味は、ショウガや生ニンニクをふんだんに使った秘伝のタレを煎餅に絡めた伊藤社長のイチオシ。ショウガ味のパウダーも自社製品を使用する。製造は埼玉の業者が担い、国道274号沿いの本店と新千歳空港店で販売する。
同社は1973年、創業者の故伊藤英人さんがドライブインの経営を開始、75年に法人化した。2004年に豚丼のタレを「豚丼名人」「からまる味な名人」として商品化。全国の物産展などで評判を呼び、11年には新千歳空港内での出店につながった。
6月には豚丼を特別価格で提供する50周年創業祭を計画する。伊藤社長は「甘辛い味が煎餅によく合って癖になる。秘伝のタレの味を皆さんに知ってもらえれば」と話している。(小野寺俊之介)