「天皇の料理番」特製豚丼に笑顔 葵学園11施設提供
登録日時:2022/11/23 14:04 [ 豚丼ニュース ]
-2022年11月23日十勝毎日新聞紙面より-
学校法人帯広葵学園(上野敏郎理事長)が運営する幼稚園や認定こども園など11施設で10月17日、天皇の料理番のレシピによる特別な豚丼が提供された。
依田勉三らが十勝に入植して140周年となるのを記念し、養豚が十勝の開拓で重要であったことや、命の大切さに理解を深めてもらおうと、当日を豚丼の日として企画した。上野理事長と交流があり、「天皇の料理番」を務めた高橋恒雄さんが考案した万能だれで十勝産豚肉を調理した。
帯広の森幼稚園(久永恵子園長)では園児165人に提供。黙食の中にあっても園児たちはうれしそうに豚丼を頬張っていた。年長組の男児(6)は「お母さんが作ってくれる豚丼と同じぐらいおいしい」と笑顔だった。
学園の管理栄養士の向中野ますみさんは「子供たちには今回のように十勝のおいしいものを食べて、命のことを考えるきっかけにしてもらえれば」と話していた。(長尾悦郎通信員)