-2019年8月25日十勝毎日新聞紙面より-
【東京】映画やドラマのロケ地とご当地グルメをテーマに、地域の魅力を競い合う「第5回全国ふるさと甲子園」(実行委員会主催)が24日、都内秋葉原で開かれた。十勝から初出場した帯広市はステージPRやブースでのグルメ・物販販売などを通し、「なつぞらの舞台・十勝」を発信した。
全国各地から55団体が参加。2部構成で行われ、3000人超が来場した。帯広市と帯広観光コンベンション協会の出展ブースでは、音更町内のスーパー・ハピオが協力。出来たての豚丼(400食)や「ハピまん」などを販売、豚丼は完売する人気だった。
1分間スピーチでは、スピッツのイントロを歌って観客を引き付けるパフォーマンスを披露。市商工観光部の大林健一観光課長は「こんなに集客力のあるイベントだと思わず驚いた。地域をPRする良い機会になった」と話していた。
ボランティアスタッフとして帯広のブースを手伝った跡見学園女子大1年生の女子学生(18)=さいたま市在住=は、「(試食した)豚丼はとてもおいしかった。いつか十勝を巡りたい」と笑顔を見せていた。
来場者と審査員による投票の結果、令和最初の「行きたいまちナンバー1」には、佐賀県唐津市が選ばれた。(植木康則) |