-2018年9月15日十勝毎日新聞紙面より-
【札幌】胆振東部地震の影響で開催が8日遅れた食の祭典「さっぽろオータムフェスト2018」(実行委主催)が15日午前10時、札幌市内の大通公園で開幕し、市民や観光客でにぎわっている。30日まで。
地震発生直後の停電や物流網の停滞によって、十勝の出店業者にとっても開催は綱渡り状態だった。大通公園10丁目会場で「豚飼い屋 十勝の豚丼」(帯広)を出店した青笹宏昭さんは「ぎりぎりで何とか間に合った」と話す。
同8丁目会場にある鹿追町のブースでソーセージなどを提供する「草原の風」の正保康則工場長は「工場は7日に通電したが、あと1日遅かったら(出店は)無理だった」としている。
同会場では被災地の胆振管内むかわ町、日高管内新冠町が出店を取りやめた。 (有岡志信) |