- 2016年3月8日十勝毎日新聞紙面より -
【東京】帯広物産協会(有塚利宣会長)、フードバレーとかち推進協議会(会長・米沢則寿帯広市長)は、赤坂エクセルホテル東急(東京都千代田区永田町、佐久間智義支配人)が31日までホテル内のレストランで展開するビュッフェ企画を後援している。名物の豚丼や十勝産ナガイモを使った料理を、国内外からの客に提供している。
26日の北海道新幹線開業を記念し、人気の北海道食材のフェアをと企画した。30種類が食べ放題で、十勝産のタマネギ、ジャガイモ、ナガイモ、山ワサビなどを使用。レストラン入り口には同協会から借り受けた幸福駅のオブジェを設置し、観光PRもしている。
帯広の人気店「とん田」の特製たれを使った「帯広名物豚丼」や「十勝鶏のザンギ」などを提供。実施を前に同ホテルの能登谷憲司料理長と吉岡省二マーケティングプロモーションチーフが十勝を訪問。能登谷料理長は「素材の良さに驚いた。持ち味を引き出すために、シンプルな調理法にした」と話す。
大人5000円、60歳以上4500円など。レストランスペースを夏に改装し、リニューアル後の9月にも北海道フェアを企画している。同協会は「首都圏で知名度のあるホテルからの引き合いが増えており、生産者とのつながりになれば」としている。(原山知寿子) |