日替わりメニューは「B・T丼」(豚丼) チャレンジ店舗第1号

登録日時:2020/09/01 13:27 [ 豚丼ニュース ]

-2020年9月1日十勝毎日新聞紙面より-

 【上士幌】起業家支援センター「hareta(ハレタ)」(旧有沢呉服店)内のチャレンジカフェで、普川奈緒子さん(63)が町民が気軽に集える場所を目指し「やどかりカフェ」を営業している。普川さんは「将来は、仕事が終わった後に女性が軽くお酒を飲みながら語り合えるような店をつくることができれば」と話している。

 チャレンジカフェは、まちづくり会社「生涯活躍のまちかみしほろ」が運営している。将来的にカフェなど飲食店の営業を検討している人に貸し出し、普川さんが第1号。同社は町内での起業についてもサポートしており、町から委託を受け起業塾を開講し、受講者が起業した例もある。

 普川さんは2004年に夫の一雄さん(63)の仕事の関係で茨城県土浦市から上士幌に移り住んだ。その後一時、高齢の母親も同居し、その間に母親のことで多くの町民に助けてもらったという。「町の人に何か恩返しをしたい」と考えていたところ、チャレンジカフェのことを知り、7月中旬から営業を始めた。

 飲食店での勤務やメニュー開発など、飲食業全般に携わった経験を持つ息子の元晴さん(36)=東京在住=が上士幌に一時的に滞在して、やどかりカフェのメニュー開発や店舗運営などをアドバイス。店にも立ち手伝っている。

 メニューは、日替わりメニューや「B・T丼」(豚丼)、ガパオライス(タイ風バジル炒めご飯)の他、主にランチ後には、ピザトーストやホットサンドなど軽食も用意している。

 普川さんはオープン前は飲食業の経験がなく、「料理を作るのに時間がかかりすぎ、お客さんに迷惑を掛けたところもあったが、だいぶんスムーズにできるようになってきた」とし、元晴さんは「これからはお母さんらしいメニューを作るのが課題」と先を見据える。

 チャレンジカフェを借りられるのは最長3年。普川さんはその間に「町の人が求めているのが食堂なのか、居酒屋なのか、それとも別のものなのか。どんな飲食店の形態なのかを考えていきたい」と話している。

 営業時間は月-水曜の午前11時~午後3時。(平田幸嗣)

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